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hayashi_77のブログ

漁師の夫と猫たちと離島で暮らすITエンジニアが書いているブログです。

「漁師の妻」と「エンジニア」の自分、2つの世界での暮らしで気づいたこと

はてなさんからお誘いを受けて、はたらく女性の深呼吸マガジン「りっすん」に記事を寄稿させていただきました。

www.e-aidem.com 

島に移住してそろそろ2年が経とうとしていますが、島と職場を行ったり来たりしていると、2つの世界で生きているように感じることがあり、その違いや日々の生活や仕事について書かせていただきました。

仕事の息抜きに深呼吸をする感じで、読んでいただければ嬉しいです(^_^)

 

話は変わりますが、今日は会社に出社しています。

出社する日は朝一番の 6:50 発のフェリーに乗ります。最近は夜が明けるのが早くなってきて、今日はフェリーに乗る前に真っ赤な朝日が見えました。

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そろそろ桜が咲きそうですね。花見(飲み会)のお誘いお待ちしております!

島での年末年始 〜ブリの出荷から初日の出まで〜

新年あけましておめでとうございます!

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年末年始は田舎に帰省してゆっくりされましたか?大島にも都会から戻ってきている方がたくさんいらっしゃいました。年末年始は島の人口が1割くらい増えていたかもしれません。

年末年始の過ごし方はその地方の習慣があったり、人それぞれとは思いますが、大島での年越しはこんな感じでした。

12月29日 ブリ出荷

毎年29日にお正月用のブリが出荷されます。

福岡のお正月にブリは欠かせません。博多のお雑煮にはブリが必ず入りますし、お刺身で食べたりもします。

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また、もう今は知らない方も多いのですが、福岡など九州北部の一部では「嫁ブリ」という習慣があります。結婚した年の年末に、妻の実家にブリを丸ごと1匹送るというもので、娘さんは「よか嫁ぶりです」という意味があります。大きければ大きいほど良いとされていて、大きなブリが嫁ブリになります。

そんな思いを乗せたブリたちを出荷して夫の2016年のお仕事が終わりました。

12月30日 大掃除

これは全国共通ですが、うちでも家の大掃除をしました。

人間が一生懸命掃除をしている間、猫は何をするでもなく、まったりと外を見ていました。

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12月31日 大祓

大島には宗像大社の中津宮があり、島民から崇敬を集めています。1年間を通して色々な神事がありますが、大晦日には大祓があります。

赤と白の人型が各家に配られ、白にその家の男性全員の名前、赤にその家の女性全員の名前を書き、各々自分の名前を書いた人型に2回息を吹きかけます。これを中津宮に持って行って祓い清めてもらいます。

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島に引っ越してきて、神社が身近で島の人の信仰心が篤いことに驚きました。危険がつきものの漁師の家が多いので、そういった信仰心が育まれたのかもしれませんね。

1月1日 初詣

0時になって年が明けたら初詣に行きます。もちろん中津宮です。

参拝後におみくじを引くのですが、このおみくじ、本当にくじになっています。特等から30等まで、宗像大社の縁起物やダイソンの掃除機、ノンオイルフライヤーなどが当たります。

中には10回以上引く方もいるそうですが、うちは6回引いて、一番良かったのが中吉の10等でした(^_^)

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1月1日 初日の出

福岡の日の出は7時23分だったので、6時半頃に家を出て、大島で一番高い御嶽山(標高224m)の山頂に向かいました。

すでに10名くらいの方が来ていたので、一緒に日の出を待ちます。

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毎年ここで初日の出を見る方達がいて誘って頂いたのですが、実は私、今まで初日の出を見たことがなかったので、行って良かったです。

日の出を待っている間に人も増え、最終的には30人くらいになりました。

そして、人生初めての初日の出を見ました。

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初日の出を見た後には宴会が始まりました。

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私もお酒とブリ大根を頂きました。味がしみてて温かくておいしかったです。

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こういった振る舞い料理の習慣って素敵ですね。

最後に

仕事も始まり、もうお正月気分はすっかり抜けました。

今年の目標は、英語学習の成果を知るために TOEIC を受験することです。あわよくば外国人向けの観光ガイドでもやろうかなと。まあ、それはどうなるかわかりませんが、何か1つでも仕事や行事で大島に関わることができればいいなと思っています。

今年も1年間よろしくお願いいたします<(_ _)>

「5年後のLifeStyleを職業から考える~エンジニアという選択肢~」に登壇させていただきました

先月の話になりますが、11月19日に東京で行われた、リクルートキャリアさんのイベント「5年後のLifeStyleを職業から考える~エンジニアという選択肢~」に登壇させていただきました。

登壇することになった理由

今、ITエンジニアの数が足りないと言われています。そのため人材不足に悩む企業では、入社後の研修を充実させ、学校でプログラムを学んだ人だけではなく、全く異業種で働いてきた人も IT エンジニアとして活躍してもらおうという動きがあります。

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私はすでに異業種から IT エンジニアに転職した例として、リクルートキャリアさんにお誘いいただきました。私の経験がこれから転職を考えている方の参考になればと思い、お話しさせていただきました。

ITエンジニアになる前

私は高校卒業後、5年間バスガイドとして働き、主に九州・山口を回っていました。歴史が好きなので色々な場所に行けて、そこの歴史を知ることができたのは楽しかったです。

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仕事を続けるうち、結婚・出産後も続けられる職業に就きたいと思い(バスガイドは出張が多い仕事なので結婚退職する人が多い)、転職を決意しました。

 大島から東京へ移動

イベントのためほぼ3年ぶりに東京に行きました。受託開発のプロジェクトマネージャーをしていた時は、月1くらいで東京に出張していたので懐かしかったです。

大島から東京までは、6:50 始発の船に乗り、バス・JR・地下鉄・飛行機・電車など、乗り継ぎ6回、約7時間かかりました。

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イベント当日

イベントは東京駅のすぐ近くにあるリクルートキャリア本社のセミナールームで行われました。超高層ビルを見て「別世界だ...」と一気に緊張してしまいました。ちなみに大島で一番高い建物は4階建の漁民アパートです。

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イベントの様子

イベントの様子は以下の記事が詳しいので、是非こちらをご覧ください。

女性参加者が多かった

私の所感としては、上記の記事にも書かれていますが、IT 系イベントのわりには女性参加者が多いと感じました。

IT エンジニアという職業は結婚や出産をしても続けられます。実は女性にオススメの職業だと思いますが、現状、女性は少ないです。私が働いているヌーラボだと、全ての IT エンジニアのうち女性はわずか8%です。

こういうイベントをきっかけに女性エンジニアが増えるといいなと思います。

移住や在宅勤務に興味のある方も

また、移住や在宅勤務に興味のある方も多かった印象です。 

在宅勤務は自由なようですが、私はいつも監視されています。(猫に)

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というのは冗談ですが、在宅勤務は疎外感を感じやすかったり、仕事で詰まった時に相談しにくかったりと、気をつけないといけないことも沢山あります。

それでも、私が今離島で生活できているのは在宅勤務のおかげなので、それが可能な IT エンジニアという職業を選んでよかったと思っています。

キャリア相談コーナー

キャリア相談コーナーでは、福岡に移住したい方、九州にUターンしたい方、在宅勤務をしたい方、IT エンジニアとして働いていたけど休職中で、 復職するか別の業界に転職するか悩んでいる方など、本当に色々な方がいらっしゃいました。

時間に限りがあり、少しづつしかお話しできなかったのが残念です。来て頂いた皆様のキャリアチェンジが上手くいきますよう島から願っています。

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終わりに

このイベントの後、内定を持っているけど迷っていた方が2名も、エンジニアの会社へ転職を決めたと聞きました。

私の経験をお話ししたことが、少しでも参加者の方のお役に立ててたらいいなと思います。

 

今年も残り1日ですね。よいお年をお迎えください( ´ ▽ ` )ノ 

 

大島では冬のウニ漁のシーズンです(知られざるウニ加工について)

年の瀬も押し迫ってまいりましたが、お正月の準備はお済みでしょうか?

大島では今まさに、お正月のためのウニ漁が行われています。 

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お寿司屋さんや居酒屋さんで食べる高級品のウニと、海の中で見るあのトゲトゲした物体が結びつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もイマイチ結びついていなかったのですが、大島に住んで、ウニがトゲトゲから高級品になる過程を知ることができたので、知られざるウニ加工について、ちょっとご紹介してみます。

ウニ漁について

大島では、ウニ漁は年2回シーズンがあり、夏は赤ウニ、冬は紫ウニを取ります。資源保護や他の漁との兼ね合いで、漁ができる期間はそれぞれ1週間程度です。

ウニはこういう岩場で泳いでいても見ることができますが、漁の時は船で少し沖にでて獲ります。

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夫が海に潜ってウニを取り、妻がそれを全て手作業で板ウニに加工する、という役割分担をしています。

板ウニができるまで

ウニが、お店で見るあの板ウニになるまでには、以下のようなステップを踏みます。

1. 海から取って来る

夫達はウェットスーツを着て素潜りでウニを取ります。真冬なので寒そうです(>_<)

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この袋1つにおよそ200個のウニが入ってます。

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2. ウニの殻を割る

ここからは妻のお仕事です。ウニをひっくり返して専用の器具で真っ二つに割ります。

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鮮度が命なので、夜に子供を寝かし付けつつ作業します。本当に頭が下がります(>_<)

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3. ウニの身を取り出す

ウニの身を蟹スプーンのような道具を使って取り出します。この時、身が崩れないようになるべくきれいに取り出すのですが、作業者の熟練度によって、身のきれいさとスピードが全然違います。

ものすごい速さできれいにくり抜く達人のおばあちゃんがいるそうなので、そのうち作業を見学してみたいと思っています。

4. ウニの身を洗う

取り出したウニの身には、身以外の不純物もついていたりするので、1つ1つ洗ってきれいに取り除きます。

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5. ウニの身を板に並べる

なるべく大きさを揃え、きれいに並べます。大きくてきれいな身が揃っている板は、そうでない板の3倍のお値段になるそうです。

1つの板を作るのに必要なウニの数はおよそ30個。個数と手間を考えれば、ウニのお値段にも納得です。

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6. 出荷 

こうして作られた大島の板ウニは、宗像市道の駅むなかたや福岡市の長浜鮮魚市場に出荷されます。

ちょっとつまみ食いさせてもらいましたが、甘くてクリーミーで美味しかったです(╹◡╹)♡

お正月のご馳走として、大島の美味しいウニを是非食べてみてください!

おまけ

身を取り出したウニの殻は、最後に畑の肥料になります。殻も無駄にしないとは...。エコですね!

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最後に

うちはウニ漁をしていないので、島の方数名にご協力頂いてブログを書きました。

ウニ加工の工程を教えてくれたのは、フィッシャーマンキッチンの奥様です。

いつもは大島フェリーターミナル前で地元漁師の獲って来た魚をフライにした「漁師サンド」を販売されていて、私も大ファンです。

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基本的には大島に来ないと食べられないのですが、1月7日8日に太宰府九州国立博物館で、特別展「宗像・沖ノ島大和朝廷」の関連イベントとして宗像の特産品を集めた「満腹祭」が開催され、そこに出店します。

お近くの方はこの機会にぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ 

リクナビNEXTジャーナルに、リモートワークを始めて1年経って実際どうなのか?などについて寄稿させていただきました!

少し前になりますが、はてなさんからお誘いを受けて、リクナビNTXTジャーナルに記事を寄稿させて頂きました。

next.rikunabi.com

1年間リモートワークをやってみて、実際どうだったのか?思った通りだったところ、困ったところなどを率直に書かせて頂きました。

 

前回の記事を書いてから半年経ちましたが、大きく変わったことはあまりなく、野良猫が飼い猫になったことくらいでしょうか...。

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すっかりうちの猫になった、大(マサル)・中(アタル)・小吉の3兄弟も出ておりますので、読んで頂ければ嬉しいです。

 

また、最近ではリモートワークに関する取り組みや勉強会などに興味があり、先月はリモートワークジャーニーというイベントで初めてパネリストとして参加させて頂きました。

リモートワークから『自分らしい働き方』の実現を考えるフューチャーセッション 〜リモートワークジャーニー@福岡 | OUR FUTURES

同じような働き方をしている方にお話しを聞くと、すぐ実践できそうなことも多くて勉強になります。

こういうイベントで知り合う方は、札幌や東京・島根・長崎など、遠方の方も多いので、最近はリモート飲み会というのをやってみたいなーと思っているところです。

 

本格的に梅雨入りし、大島ではアジサイがキレイに咲いています。

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それでは今日も1日、仕事がんばりましょう!

ITエンジニアの私が漁師の嫁になって離島に引っ越した結果...

このエントリは「地方在住ITエンジニア(元・地方在住も可) Advent Calendar 2015」の 24 日目の記事です。

www.adventar.org

はじめに

今月、会社のアドベントカレンダーでリモートワークについての記事を書いたのですが、離島でリモートワークをするに至った経緯と、仕事に関係ない島生活のことを書きたくて参加させていただきました。

nulab-inc.com

私自身、びっくりすることが多かったので、島ってこんな感じなんだと、楽しんで頂けると嬉しいです。

自己紹介

ヌーラボ という会社でITエンジニアをしています。主に自社サービスの Backlog の開発をしています。

結婚を機に離島に引っ越し、水曜日だけヌーラボ福岡本社に出勤して、他の日は島の自宅でリモートワークをする形で働いています。

どこの離島に住んでるの?

九州本島から船で30分程度のところにある、福岡県の 大島 に住んでいます。

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島の周囲は約15km、車だと30分で一周できるくらいです。

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2015年3月の時点で島の人口は701人です。1950年には2,200人くらいの人が住んでいたそうですが、若い人が働きに本土へ移ったので、今はお年寄りが多くなり子どもが減っています。

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島の主な産業は漁業と農業、釣りなどの観光業が中心で、1年間で約10万人の観光客が訪れています。

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島にはタクシーが1台しかないのに対して、船は174隻あります。最近、信号がないことに気づきました。

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どうして離島に住んでるの?

漁師と結婚しました。漁師の仕事は天候に左右されるので勤務時間や休日がきちんと決まっていません。急に仕事にでることも多く、島の外に住むことは難しいです。

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どこで知り合ったのかよく聞かれるのですが、福岡県離島振興推進員連絡協議会が開催した福岡県の離島8島合同の婚活イベントがあり、それで知り合いました。

初めての婚活イベントな上に 男性35人 vs 女性36人 という大人数で、かなり疲れました。

15組くらいカップルができましたが、やはり離島だと会うのが難しいせいか、あまり続いたカップルはいなかったようです。(なんでそんなことを知っているかというと、島ではカップルになった人はその後の動向も含めて知れ渡るからです。漁師ネットワークもあり、他の島のカップルのその後も知ることができました。)

最初から離島に引っ越すのを前提にしていたように見えますが、参加するまでの経緯が色々あって、正直私は参加はしたもののあまり真剣に考えていませんでした。 まさか本当に離島に嫁ぐことになるとは...。人生、なにがどうなるかわからないものですね。

リモートワークになるまで

結婚が決まって、私の仕事はどうするの?となりました。今の会社が好きで辞めたくなかったので、こんな資料を作って会社に相談してみることにしました。

cacoo.com

結果OK!( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ

仕事が変わらず続けられて本当によかったです。

参考までに島の女性のお仕事事情をわかる範囲で書くと、専業主婦が多いようです。 ただ、春にはワカメやヒジキ取り、年末は嫁ブリ(九州では新婚さんの初正月に嫁の実家にブリを送ります。娘さんは「よか嫁ぶり」です。という意味があります。)の出荷、畑仕事など色々やることはあって忙しそうです。

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元看護師さんもいますが、島には小さい診療所が1つあるだけなので、資格を持っていても収入を得られるような仕事がないというのが現状です。

島でびっくりしたこと

1. 住宅事情

この島では新婚世帯は実家に住まずに賃貸で家を借りて別に住んでいるのですが、賃貸で借りれる家がほとんどありません。民営のアパートはなく、市営/県営アパートのみです。空き家はいくつかありますが、かなり朽ち果てています。

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私たちは1軒家を借りて住んでいますが、家賃は1万円です。車は港の端に止めているので駐車場代は0円です。

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2. 鍵をかけない

みんな基本的に家に鍵をかけません。車もいつも鍵をつけっぱなしで置いてあります。島に引っ越したばかりの頃、夫に「なんで車に鍵をかけてるんだ!」と言われた時は「(;゚Д゚)エエー」となりました。

3. 虫とか生き物が多い

夏はとにかく虫が多いです。今年は今まで見たことがない虫をたくさん見ました。ちょっとやそっとの虫では驚かなくなりましたが、リビングのカーテンを登るカニを見たときはさすがに驚きました。

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4. 島内放送

「駐在さんが赴任交代のため13時の船で島を去られます。見送りに来てください。」などの放送がかかります。放送内容が面白いのでひそかに楽しみにしています。

5. 外食するお店がない

夜に飲みや食事に行くようなお店はありません。カレーやちゃんぽんを出す食堂が1軒と、喫茶店が1軒あるだけです。

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ご飯は作らないと食べられないものなのだと知りました。

6. 買い物するお店がない

島にはコンビニもスーパーもありません。農協が1軒あって米や調味料などはそこで買えますが土日祝日は休みです。

島の人たちは対岸の港にも車を持っていてそれで買い物に行ったりするようですが、うちは全部生協で週に1回配達してもらっています。

すぐに買い物はできないので、食料は多めに備蓄するようになりました。

土曜日になると「おいしか豆腐食べんですか〜」と色々売ってる豆腐屋さんもワゴン車でやってきます。

ただ、農協も生協も豆腐屋さんも値段が高いです。車や船の燃料は漁協でいれていて、1Lにつき10円の離島補助が出ますが、それでも本土より高いです。(島が小さいのでまだ1回しか車の燃料入れてませんが)

島は生活費が結構かかります。

7. ご近所付き合いが濃厚

初めて島に遊びにきたとき、白だしがなくて夫がお隣さんに借りに行きました。「昭和か!」と思いました。

私が引っ越してくると「魚さばくの苦手だったら、さばいてあげるから持っておいで」と言ってくれて、お隣さんには何かとお世話になっています。

また、休日に庭の草取りをしているとご近所の方が話しかけてくれて、本土の野菜が安いお店や島のイベントなど色々教えてくれます。

夫は「この島に住んでいる人全員を知ってるわけじゃない」と言います。でも大体みんな知り合いで、何の仕事をしているかなど、よくご存知です。

島の雰囲気を知りたい方には「ばらかもん」をおすすめします。この漫画は長崎県の五島が舞台なのですが、同じ九州で方言も似ているし、島あるあるがたくさん描かれていて笑えます。

8. 野良猫がかわいい

正確な数はわかりませんが、島には10匹以上野良猫がいます。私の癒しです。

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ただ、魚や干してあるイカを盗んだりもしているようです。お魚くわえたドラ猫を追いかける人をリアルで初めて見ました。

9. 食べ物がおいしい

新鮮なお魚がたくさん食べれます。今の季節はブリがおいしいです。夏はウニやアワビが取れるので、うちではアワビづくしになります。

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ご近所さんから畑で採ったばかりのお野菜を頂くこともよくあります。

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私の料理の腕でも結構おいしいものが作れているのは素材の力だと思います。

10. 家を出たらそこが遊び場

何もない島ですが海がきれいで自然が豊かです。

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家のすぐ前が海なので、予定のない休日の午後に、ちょっと晩御飯の魚でも釣ってくるか。ということもできます。

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島外れの人がこない海岸を勝手にプライベートビーチにして、ビールとおやつを持って泳ぎに行ったりもします。車を運転しなくていいので好きに飲めるのがいいです。

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夏の間は同僚や友達が遊びにきてくれて、よくBBQをしました。

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 最後に

島生活は不便なことも多いですが、みんなが助け合って暮らしている感じがします。自然はきれいだし食べ物はおいしいし、のんびりしていてストレスがなくなりました。

引っ越す前はかなり不安だったのですが、思ったより全然楽しいです!

もうすぐ世界遺産になるかもしれないし、機会があれば是非大島に遊びに来てください( ´ ▽ ` )ノ 

 明日はいよいよラスト! yu_island さん、よろしくお願いします。